アドビ株式会社様フォントのわたし診断

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4月10日フォントの日に合わせて、性格診断を実施。
フォントが持つキャラクター×性格診断のコラボにより
「フォントの日」がX(旧Twitter)のトレンド入りに!

アドビ株式会社様(以下、アドビ、敬称略)では、毎年4月10日を「フォ(4)ント(10)」と読む語呂合わせから「フォントの日」としている。2023年4月10日は、オンライン番組「フォントの⽇だよ全員集合〜 あのフォントが使えるってふぉんと!? 〜」を放送するなど、“文字っ子”と共に盛り上がる企画を実施。企画の1つとして、ファン・マーケティングでは、自分自身をフォントに例える「フォントのわたし診断」の企画・制作を担当しました。

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背景・目的

「フォントの日」を盛り上げる企画の1つとして、第1弾の「クリエイティブ力診断」に続く、第2弾の診断コンテンツを実施。Adobe Creative Cloudユーザーをターゲットに、使用できるフォントの認知拡大、アクティブユーザー増を目指しました。診断結果については、Adobe Creative Cloudで使用できるフォントメーカー15社分の結果を表示させる条件のもと、独自の診断ロジックを作成しました。また、フォントの選定とその解説については、「タイポグラフィ・ブギー・バック: ぼくらの書体クロニクル」(平凡社)の著者である正木香子さん監修いただきました。

企画

診断を通してどのようにフォントのバリエーションを知ってもらうか、また第1弾と同様、いかにシェアしたくなる企画を提案するかがポイントでした。診断をするにあたって、「フォントの日」にちなんだ企画であること、また性格診断であることをどのように表現するかを検討した結果、「フォ(4)ント(10)」という語呂合わせを「フォント=本当」とダジャレに変換し、「フォントのわたし」を診断するコンテンツを企画しました。結果数が15種類と縛りがあり、また診断結果にそれぞれ性格付けをする必要があったため、人の言動を4つのスタイルに分けるソーシャルスタイル理論を軸に、オリジナル要素を追加した独自の診断ロジックを制作しました。

イラスト・デザイン

「フォントのわたし診断」が決定した後、結果のイラスト制作に入りましたが、前回の動物キャラクターを用いた診断コンテンツがバズったことから、当初は動物での表現にこだわっていました。ですが、あくまでも主役は「フォント」であるため、フォントを擬人化させた人型(もしくは擬人化させたフォント)で表現。さらに、シェアしたくなるようなクスっと笑える要素を追加するため、ありえないシチュエーションで表現するなどの工夫をしました。

Client Voice

スピード感と柔軟性で目標達成へ

―― 本件は2回目の診断コンテンツ制作になりますが、再度ファン・マーケティングにお声がけいただいた理由をお聞かせください

永瀧様:最初に「クリエイティブ力診断」で依頼した際に、スピード感をもってよいコンテンツを作ってくれることが分かりましたので、2回目も御社に依頼しようと思いました。

――「フォントの日」がX(旧Twitter)のトレンド入りとなりましたが、診断コンテンツも含めて、御社内の評価はいかがでしょうか

永瀧様:診断だけの成果ではないですが、目標としていたAdobe Fontsのアクティブユーザー増も実現し、またX(旧Twitter)のトレンド入りも達成できたため、社内での評価も非常に高い結果となりました。また、ユーザーだけでなく、フォント業界の企業もフォントの日診断をリツイートしてくれるなど、業界全体で盛り上げることができた事例だと思っています。診断結果をシェアしてくれたユーザーの声を見ると、フォントに対する愛にあふれた投稿が寄せられていたことも印象的でした。

――永瀧様から見た、弊社の特徴とはどういったところにありますか?

永瀧様:クリエイティブ、マーケティング会社に対して使う言葉ではないかもしれませんが…「ガッツがある」という印象です(笑)。どんな依頼にも柔軟に対応してくれる会社だと思っています。どんなに大きな夢を語られても、結局は実現性や目標に到達する力がどれだけあるかだと思いますが、御社の場合は、その点スピード感をもって目標に向かって並走してくれるという印象です。

ありがとうございました! 今後も、さまざまなプロジェクトでお役に立てれば幸いです。

担当者画像
アドビ株式会社
永瀧 一樹 様